【活性化対策】東久留米市内の町内会・自治会から初めて地域活性化の活動事例講演依頼が♪

平成31年4月14日(日)に開催された「平成30年度 前原親和会」(東久留米市前沢3丁目地域)の定期総会に招かれ、総会会場の南町地域センターで「自治会ってなに?」いま、なぜ自治会が必要か…のテーマで殿田顧問が講演しました。

  前原親和会は、全国の町内会・自治会が抱えている問題と同様に少子高齢化に伴う地域コミュニティの衰退による会員の退会に歯止めがかからず、町内会の運営を模索されていました。
会員の皆さんが共有されているのは、
           どうすれば若者が住み付くようになるか?
          退会者を防ぐにはどうすれば良いか?
          活力ある地域にするにはどうすれば良いか?
  殿田顧問は講演の冒頭で、地域の皆さんが楽しい地域と思わなければ地域コミュニティは衰退するばかり、住んで楽しい地域に出来るのは、住んでいる皆さんが創らなければ誰も創ることは出来ない。全て皆さんが「やるかやらないか」に掛かっていると言いました。
前原親和会会員は、平成29年度 140世帯であったものが平成30年度は127世帯へ減少している現状を確認した後、次のように説明しました。氷川台自治会も9年前は同じように少子高齢化による地域コミュニティの衰退と自治会の退会者が続出していました。現在の氷川台自治会が出来上がるまでには9年を要しており、地道な活動の積み重ねの結果が「平成28年度ふるさとづくり大賞」団体賞(総務大臣賞)、「平成30年度あしたのまち・くらしづくり活動賞」総理大臣賞に繋がったのです。今から、氷川台自治会が地域づくりに取組んだ手法を説明しますので、自分のとこでもできそうだと思う事例があったらマネをして下さい。と言って、9年間に渡る活動の入り口から説明しました。

  「自治会ってなに?地域で楽しく暮らし続けるためには」と題した講演を聴いた女性の方から、定期総会の場で「何をやるか、直ぐに決めましょうよ!」との発言が飛び出しました。

    平成27年から、氷川台自治会の地域づくりに興味を持たれた1都7県10市の自治体や自治会連合会・区長会、3大学(東大・早稲田・横浜市立)研究機関など22件の視察研修や講演を受け入れて来ましたが、残念ながら東久留米市内の自治会・町内会からの問合せや相談は皆無でした。2025年・2040年には、少子化による人口減少と高齢者の進行により生産人口が大きく減少し、社会保障・福祉の分野に限らず、国民のくらしを支える仕組みが維持できるか懸念されている中で、東久留米市内の自治会・町内会組織数も平成25年に137団体から平成30年には126団体に減少し、地域のつながりづくり、地域コミュニティは衰退しています。行政のリーダーシップが見えない中で、今回初めて「前原親和会」から手が上がったことを喜ぶと共に、やっと、東久留米市内の自治会・町内会で氷川台自治会の先進事例を参考にしてくれるところが出たかと安堵しました。
                                                                                                       氷川台自治会