夕刊フジZakuZakuに登場 高齢社会をつなぐ“自治会ラジオ” 2018年4月21日

    4月20日付け、夕刊フジZakuZaku に、この春開局予定の「FMひがしくるめ」と氷川台自治会の提携した取り組みが紹介されました。

産業経済新聞社が発行している日本の夕刊紙。関東・近畿での即売が中心。

夕刊フジ☞https://www.zakzak.co.jp/eco/news/180420/eco1804200003-n1.html

  氷川台自治会の平成30年度の重点活動施策の一つ、高齢者対策、活性化対策、安心・安全対策の目玉として「緊急告知ラジオ」導入を4月8日の定期総会で決定したばかりです。

 氷川台自治会では、現在、地域情報やイベント情報を掲示板・回覧・自治会だより等でお知らせしていますが、「安心・安全な地域づくり」に欠かせないタイムリーな情報伝達に限界がありました。特に情報が入りにくく孤立しがちな高齢者にきめ細やかな情報を伝達するシステム確立を重要課題として、3年前から【自治体が運用する防災無線を個別受信機】や「地域コミュニティ無線」「地域情報無線システム」CATVを使用した個別受信方式」などを検討してきました。その様な中、今春、コミュニティ(地域)放送局 FM東久留米 が成美会館1階(喫茶店跡)に開局することになり、FMひがしくるめと氷川台自治会が提携し、ラジオ局電波を使って自治会ニュース、会員へのお知らせ、緊急のお知らせなどを流し、会員はFMラジオやスマホで聞けるシステムづくりに着手しました。定期的な情報伝達だけでカバー出来なかった「緊急のお知らせ」が可能になることで、氷川台自治会の「安心・安全なまちづくり」が大きく前進します。緊急告知ラジオを自治会で購入して会員に貸与する方式で進めています。

平成30年度は、75歳以上の一人暮らし世帯、75歳以上の夫婦世帯、75歳以上で日中は一人の世帯、障害をお持ちの世帯等、緊急時に何らかの支援が必要な世帯を優先に貸与する予定で進めています。緊急告知ラジオは高価(約8,000円/台)なため3か年で全世帯(350世帯)に行き渡らせる計画です。

 緊急告知ラジオ

  安心・安全で暮らしやすいまちづくりに終わりはありません。これから迎える超高齢化社会を乗り切るには、誰かがやってくれるのを待つのではなく、地域住民が自ら自分のこととして取り組むことが大事です。

                                     氷川台自治会 殿田俊三