【東京都自主防災組織活動支援事業】要援護者支援避難訓練に係る第2回アドバイザー派遣交流会! 2018年3月3日

    3月3日(土)13:30~平成29年度東京都自主防災組織活動支援事業「第2回アドバイザー派遣交流会」を実施しました。今年度の氷川台自治会「第5回要援護者支援避難訓練」は、東京都総務局防災対策部から「平成29年度自主防災組織活動支援事業」に認定されて東京都から防災の専門家の派遣を受けて実施しています。今年度の安心・安全対策訓練は、自助・共助をベースにした支援体制の強化を目的とした過去の訓練成果の確認と新たな課題発見訓練と位置付けています。

    昨年11月の要援護者支援避難実施訓練、今年1月の要援護者避難訓練&餅つき大会に第1回アドバイザー派遣を受けて、氷川台自治会自主防災組織が抱えている課題の整理から解決の方向性や解決のための具体的な方策を明確にして頂き、第2回アドバイザー派遣交流会で今後の活動の方向性を確認するものです。

満員の参加者に昨年末から実施している「東京都アドバイザー派遣事業」に意見交流会の趣旨説明をする殿田会長

  昨年11月19日に実施した「第5回要援護者支援避難訓練:第1段階」実践訓練では、突然の災害に備えた要援護者情報の把握と情報管理、地域に於ける支援体制(自助)、救援・救助・避難誘導(自助・共助)、火災に備えた初期消火訓練(自助・共助)等、地域ぐるみの支援体制強化と地域避難所構築へ向けた災害技術習得訓練を実施しました。

11月19日、第1段階訓練で要援護者の安否確認をする「災害時支援隊員」

   第2段階訓練として、今年度は「氷川台自治会=地域避難所」確立へ向け体制整備を加速している中で、「災害時支援協定」(2014.2)を締結して2次避難所に指定している「聖グレゴリオの家」を舞台に、「避難訓練&餅つき大会」と題してコラボで実施することにしました。避難所避難疑似体験では、昨年終盤に相次いだ近隣の火災による大事故を教訓に、参加者全員が初期消火訓練、煙体験訓練、救急救命訓練(AED操作・心肺蘇生訓練)を体験しました。

訓練に参加した270名は防災訓練の体験と初めて取り入れた在宅避難時にライフラインが遮断した時の簡単料理実演に注目していました。

  今年度実施した第1段階訓練(11/19・避難救助実施確認訓練)と第2段階訓練(1/7・避難所訓練&炊き出し訓練)に参加して頂き、専門家の立場で氷川台自治会の要援護避難支援活動を検証して貰いました。二つの要援護者避難対策訓練から見えてきた新たな課題や改善案を提案して貰いました。

できることから始めよう!~皆で災害時を乗り切るまちづくりに向けて~  浦野 愛 講師の話に耳を傾ける参加者

  浦野 愛 氏の講演は、「できることから始めよう!~皆で災害時を乗り切るまちづくりに向けて~」と題して、これまでの災害救援・復興支援活動を通して感じたこと、気づいたこと、こうすればもっと良くなることなど自身の体験からでた言葉でアドバイスを頂きました。今まで、何度も災害対策、避難対策などの講演を聴講しましたが、講演内容を地域にどのように展開すればいいのか課題ばかりが積み重なっていました。今回の浦野講師の「できることから始めよう!」に聴講した自治会会員は、災害対策を非常に身近に感じて「自分たちだけでもできることは沢山あるんだ!」と意を強くしました。参加した10数名の女性会員全員が発言するなどこれも、浦野さんが、体験を通した自分の言葉で語って頂いた効果と思います。日常生活の中でできることから、災害対策をしたくなるような楽しささえ覚えるリアリティに富んだ講演でした。氷川台自治会が目指す「安心・安全なまちづくり」への活動方針「地域づくり」を明確に示して頂いたように思いました。

  今回の講演は会場の都合で50名弱しか入れないため参加者を限定しましたが、全会員が参加しての交流機会を持ちたいと思うほどの講演でした。

 【注】氷川台自治会は、今年2月東京都から「東京防災隣組」認定団体として認定されました。今年度、東京都総務局総合防災部が「東京防災隣組」認定団体(246団体)の中から10団体に対して、防災の専門家、「防災コンサルタント」が参加して、課題の抽出や分析を行うと共に、課題に即した効果的なコンサルティングを行うことで、防災活動の活性化を支援するもので、氷川台自治会「第5回要援護者支援避難訓練」が対象に選考されました。今回の「自助・共助」に基づく実施訓練と翌年1月7日に実施する「避難所訓練」の2回を対象に参加して頂きアドバイスを受けました。

                                                                                     氷川台自治会 殿田 俊三