【高齢者対策】「氷川台高齢者移動お助け隊事業」試験運行の開始決定! 2017年11月10日

    11月6日(月)社会福祉法人ライフパートナーこぶしに於いて、「氷川台高齢者移動お助け隊事業(仮)」キックオフへ向けた詰めの協議を開催しました。

第3回会議は運行開始前の細部に亘る詰めの作業が2時間にも及びました。

 交通難民地域の解消を目的として、今年早々から準備を始めた「氷川台高齢者移動お助け隊事業(仮)」も年内運行開始へ向けて「利用規約」等の検討を行いました

東久留米市のコミュニティバス運行に対する施政方針は

・平成28年度施政方針

地域公共交通の充実につきましては、昨年実施した道路幅員の調査により、コミュニティバス・コミュニティタクシーを運行させることは難しいとの結果を得ました。その結果を受け、平成28年度は、財政状況や、地域性、道路環境等を考慮しながら、可能な手法について、庁内に検討組織を立ち上げ、検討してまいります

・平成29年度施政方針

地域公共交通の充実に向けましては、これまでも様々な議論がなされてきましたが、現状の市内の公共交通空白地域における道路幅員の関係からすれば、短期的な施策としては、デマンド型交通方式を導入することが適しており、財政状況を勘案すれば、交通弱者といわれる子育て世帯、高齢者を対象にすべきとの判断に至ったものであります。  

今後は市民満足度に留意しながら、事業者の状況にも配慮しつつ、さらに検討を重ねてまいります。

上記施政方針では前進はしていますが具体策は見えていません。

この日の打合せ会議には、市役所介護福祉課と東部包括支援センター職員の方もオブザーバー参加されました。

  地域公共交通の充実にはデマンド型交通方式の導入が適しているとの方針が示されたところで、具体的な実施へ向けての検討はこれから進められる段階にあります。氷川台自治会では、地域の高齢者の利便性を勘案すると早期に実現することを願っていますが、実施期日のない施策に期待して待つのではなく「氷川台自治会会員の生活向上施策」に準じて独自の「送迎システム」を構築して運行しながら行政の「地域公共交通の充実」を待つことにしました。会議において、今月中旬から試験運行を始めることを決定しました。

                                                                                       氷川台自治会 殿田 俊三