【安心・安全対策】東京防災学習セミナー 台風にも負けない会員の防災意識の高さ! 2017年10月25日

   10月22日(日)13;30~台風21号の影響で風雨が強まる中、東京防災学習セミナー「要配慮者及び避難行動要支援者への対策」を氷川台自治会と東京都総務局総合防災部防災管理課の主催で実施しました。

 

    東久留米市では、市内各所の指定避難所を中心とした避難所運営連絡会が順次結成され、避難所毎の避難訓練も実施されていますが、災害時に一番支援が必要な要配慮者及び避難行動要支援者対策までは及んでいません。氷川台自治会では、昨年度から「地域の安全は、地域の支え合いで」を旗印に災害時の在宅避難をベースにした安全対策の構築にシフトして活動をしています。今回の学習セミナーはその一環で、要配慮者及び避難行動要支援者の安全確保に何が必要でどのように支援すれば良いのか、東京都総務局総合防災部から派遣された講師を交えてワークショップ形式で対策を検討しました。

    開催当日は、台風21号の接近に伴う大雨と衆議院選挙の投票日が重なるイベントには最悪の条件となりましたが、氷川台自治会が「安全・安心対策」として積み重ねてきた成果の現れか53名の会員が参加しました。また、災害時に要配慮者や避難行動要支援者(高齢者・障がい者・在宅介護者)にどのような問題が起きるのか?自治会で出来ることは何か?について6グループに分かれてワークショップ形式で議論を進めました。特に、避難した後のケアが大きなウエイトを占めるため、公助の支えも必要との観点から、市役所生活文化課・介護福祉課、社会福祉協議会、東部包括支援センター、民生委員、東久留米消防署の参加も得ました。また、避難行動要支援者を抱える側から、自治会会員でもある社会福祉法人龍鳳 ライフパートナーこぶし(障がい者施設)、社会福祉法人 東京コロニー(グループホーム)からも参加して頂き総勢60名で議論を進めました。

聖グレゴリオの家、ハッチ・ハウスは参加者で溢れました。

 学習セミナーの主旨説明をする会長

 学習セミナーのテーマ  「要配慮者及び避難行動要支援 者への対策」

東京都総務局防災部から派遣された三平 洵講師(株式会社イオタ 代表取締役)のワークショップの進め方の説明

各グループ(8~9名)ごとに活発な議論が行われました。

年齢層に関係なく「人の命を救うため」の意見の交換が行われました。

 意見発表も積極的に手が上がり会員に意識の高さが現れています。

年齢層に関係なく積極的な意見が飛び交いました。

各グループリーダーが自分のグループでまとめた意見を発表します。

 氷川台自治会では、平成23年に掲げた「安心・安全で暮らしやすいまち氷川台、元気で明るい活力ある自治会をみんなでつくろう!」のスローガンの下で、自主防災組織を結成して会員を災害から守るための技術習得(ハード・ソフト)に努めてきました。今まで防災訓練・避難訓練・防災講演会・防災学習セミナー等の実績を積み重ねてきましたが、これらは全て教えられる側として受身の技術習得でした。

   今回の学習セミナーの特徴は、地域には、高齢者や障害者など、災害時に避難行動や避難生活に於いて配慮が必要となる「要配慮者」がいます。災害時に於ける要配慮者の安全確保には、地域(自治会、自主防災組織)と支援組織(市役所、地域包括支援センター、消防署、社会福祉協議会、民生委員など)の協力が不可欠です。地域で要配慮者を支援するためには何が必要でどのように支援すれば良いのか、東京都総務局総合防災部から派遣された講師を交えて「横のつながり」を重視したワークショップを実施したことにあります。

 参加会員も40歳代~80歳代まで幅広い層が参加し、慣れないワークショップにも関わらず白熱した議論が展開されました。会員はそれぞれ、自宅に抱える高齢母親の身を案じたり、離れて暮らす高齢の親を思いながら意見を述べたり、同居しているが自分が出勤中に独りになった時のことを想定したりして議論は尽きることがありませんでした。ワークショップで同席になり、お互いに初めて会話する会員が殆どでしたが、講師の巧みな進行により時間を忘れて議論に没頭していました。各テーブルのリーダー、サブリーダーを決める際やテーブルごとに集約された意見を発表する際など驚くほどスムースに進んでいました。あらためて、氷川台自治会会員の意識の高さに驚いた一日でした。

最後まで真剣に取り組む参加者の皆さん

  学習セミナー終了後、会員の皆さんからワークショップでいろいろな意見を聴けて良かった、時間がもう少しあったら良かった、次もこのような機会を設けて欲しい、初めて自分で真剣に考えた等の感想や希望が寄せられました。

                                                                                氷川台自治会 殿田 俊三