子育て交流サロン氷川台「ひよこの会」は、自治会活性化事業「子育てに優しいまちづくり」の一環として一昨年7月に開設しました。社会福祉協議会の支援・指導を受けながら開設した「サロン」も開設時は参加登録会員は5組でスタッフのほうが多い状態でした。よちよち歩きでスタートした「サロン」でしたが、会員の献身的なボランティア活動で運営されてきました。今では、地域活動としてすっかり定着し、子育て中のママさん達の「息抜きの場」「交流の場」「子育て相談の場」として頼りにされる「サロン」になりました。開設時は5組の登録会員だけで、スタッフの方が多い時もありましたが、今では参加登録会員も20組を超えて賑わっています。氷川台自治会の活性化事業として始めた「サロン」でしたが、「自治会の枠」を超えて「地域の活動」として子育て中のお母さん達に定着するとともに、頼りにされる「サロン」になりました。氷川台自治会員はもとより、近隣の小山、東本町、新座市や引っ越先のひばりヶ丘から自転車でやって来るお母さんもおられます。
この「ひよこの会」が子供たちに楽しんでもらいたいと、けやき座公演の人形劇を企画しました。会場の氷川台自治会館には、子供を伴ったお母さんたちを中心として30名を超える観客が詰めかけ、大盛況でした。
上演に先立ち、「ひよこの会」の代表が、子供たちと歌を歌い、子供たちの気持ちを和らげます。
続いて、「けやき座」の司会者が、さらに歌と手体操で子供たちの気持ちを劇に導きます。
そして「はらへぺこあおむし」が始まりました。そのあらすじは・・・
青い葉っぱについた卵からかえったあおむしが腹をすかし手当たり次第に見つけたものを食べつくし腹痛に襲われ、
生まれ故郷の青い葉っぱにもどり元気を取り戻し大きく成長、
めでたく繭になり、美しい蝶になりました。
観衆は、本格的で熟練したけやき座の演出・演技に見入り、劇中の「あおむし」の問いかけに子供たちは元気に答え、劇と観衆が一体となった、楽しいひと時でした
人形劇「けやき座」は、設立35年になるそうです。地域の子ども達や高齢者に見ていただき、生きる喜びを、共に分かち合いたいとの思いで 活動されている団体で、週に1回「けやき児童館」に集い、すべて手作りで人形劇を作ってボランティアで公演を行っておられます。今回、初めて氷川台自治会「子育てサロン」で上演して頂きましたが、まさしく、人形劇「けやき座」の活動目的にふさわしい「こどもから高齢者まで楽しめた演劇」でした。代表の佐藤さんからまだ他にも作品があると伺いましたので、次回は、もっと多くのお母さんや子供たち、高齢者の皆さんに見て貰えるように企画したいと思いました。
子育て交流サロン氷川台「ひよこの会」は、
開催日時:毎月第2・4木曜日 13:30~15:30
開催場所:氷川台自治会館(小山台遊園隣り)
開催内容:子育て中のお母さん達が集まって交流をはかっています。条件等はあり ませんので名前を登録するだけで参加できます。
スタッフ:氷川台自治会会員がボランティアで運営しています。
氷川台自治会