震災から4年、被災地の今は 2015年3月

      震災後4年が経った今、311日が近づくと思い出したようにテレビや新聞等で震災時のことや被災地の復興の様子が取り上げられます。被災者でない多くの人々にとってはこの報道も「年間行事」の一つになってしまっているのではないでしょうか。

325日~26日にかけて、氷川台自治会有志と聖グレゴリオの家の皆さんで「年間行事」の一つになっている「東日本大震災復興支援ツアー」南三陸町寄木の浜に行って来ました。

震災翌年から、春(養殖ワカメ収穫)と秋(養殖ワカメ種付け作業)の訪問を繰り返し、漁師さん家族と交流を深め、氷川台自治会と南三陸寄木の漁師家族との間には親戚以上の固い「絆」が出来上がっています。震災時の話を聞いて一緒に悲しんだり、励ましたり、夜は漁師さん達と酒を飲みながら笑ったり「あの人がこの人が」と知り合いも増えて一つの「大きな家族」になって来ました。今回の訪問は、養殖ワカメの収穫作業応援は勿論ですが、もう一つの大きな楽しみがありました。それは、漁師さんの願望であった固定式クレーンの完成除幕式に参加して漁師さん達の喜びの顔を見ることでした。

高齢化はいずれも同じで漁師さん達も高齢化し、船からのワカメ荷揚げが重労働でネックになっていました。国の復興支援事業に申請しても、震災前に無かった設備は申請受理して貰えず途方に暮れていましたが、福幸絆プロジェクトの支援金を充当して自前でのクレーン設置に踏み切りこの度完成し、26日に漁港岸壁で除幕式が行われました。

【クレーン除幕式で綱を持つ殿田会長(左から2番目)聖グレゴリオの家橋本所長(3番目)】

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【クレーンを背に氷川台自治会と聖グレゴリオの家参加者一同】 

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あれから4年、震災復興が早く進んでいるのかそれとも遅いのか…。解体か保存かでいまだ揺れ動く南三陸志津川防災庁舎周辺も大きく様変わりしていました。昨年までは荒野の中に鉄骨むき出しで建っていた防災庁舎の周辺は工事車両が往来し、すぐ脇には防潮堤になるのか土砂が高く盛り上げられていました。

【志津川防災庁舎周辺は津波で流された家屋の基礎だけ。(201210)】

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【今年の防災庁舎周辺高く盛り上げられた土砂は防潮堤か。(20153)】

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復興支援先の寄木の浜も津波で破壊された岸壁は大きな土嚢が積み上げられ、養殖ワカメの復興支援作業も当初は土嚢岸壁の脇で土嚢袋に砂利を詰めてワカメ養殖筏の錘をつくる作業でした。海にも殆どの漁船は津波に流されたり壊れたりして数隻しか見受けられませんでしたが、4年の歳月は牛歩の如くではありますが復興・復旧の形が見えてきました。漁港には真新しい漁船で賑やかになり、岸壁もコンクリートで復旧され、今回待望の固定式クレーンも設置され仕事をする漁師さん達の顔も明るい笑顔が見えるようになりました。

【土嚢袋に砂利を詰めてワカメ筏の錘(おもり)造っているところ。(201210)】

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【復旧された岸壁と完成した固定式クレーンの勇姿(20153)】

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【岸壁でめかぶ収穫作業の手伝い風景。(20153)】

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【収穫したワカメを茹でる作業。(20153)】

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この様に震災から4年が経過し、人々の動き、目に入る風景は変わってきましたが心の傷は癒えていません。寝ていても物音がすれば思い出す津波に襲われた時の散々たる光景だそうです。漁師さん達は云っていました。“物は要らないから、こうして皆さんが忘れないでやって来てくれて、懐かしい顔を見ながら話をするとホッとすると“、短時間の慌ただしい訪問でしたが来て良かったと実感した瞬間でした。

                                 氷川台自治会 殿田 俊三記

支援活動成果が読売新聞で紹介されました 2015年3月

 【東日本大震災被災者復興支援活動】

福幸絆プロジェクト『寄木浜の里 ワカメ養殖復興支援事業』

支援活動成果が読売新聞で紹介されました!

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  氷川台自治会は聖グレゴリオの家(宗教音楽研究所・自治会会員)2012年から復興支援プロジェクトに参加して来ました。当初は養殖筏の錘つくりの手伝いから始まり、春の養殖ワカメの収穫手伝い、秋の養殖ワカメ種付け手伝いと年2回の訪問を続けています。また、春には収穫したワカメの協同購入や支援物資の提供等も行い、昨年10月には寄木の漁師さん家族16名が氷川台を訪ねて来てくれたりして交流を続けています。

 震災から4年目を迎えようとしていますが、先日刈り取った養殖ワカメを船から陸揚げする定置式クレーンが完成したと嬉しい知らせが届きました。高齢化はいずれも同じで漁師さん達も高齢化し、船からの荷揚げが重労働でネックになっていました。国の復興支援事業に申請しても、震災前に無かった設備は申請受理して貰えず途方に暮れていましたが、福幸絆プロジェクトの支援金を充当して自前でのクレーン設置に踏み切りこの度完成に至りました。支援活動に参加した関係者一同喜んでいましたが、325日の読売新聞朝刊で支援活動の成果として紹介されました。

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「自治会だより」連載『コラム声』特集2 2015年3月

      20137月 氷川台サンライズクラブへのお誘い

老人クラブです。若い方も入会大歓迎ですが、目安は60歳以上です。今は平均年齢77.4歳、50名の会員で女性31名、男性19名、女性ペースで活動しています。その内、氷川台自治会員は22名、近隣の方々が28名です。

活動内容は社会奉仕活動(第六小学校校庭草取り・マザース慰問等)健康を保つ活動(ゲートボール・歩こう会等)生きがいを高める活動(カラオケ・旅行等)を主体とし、誕生会やお茶飲み会なども行っています。全体的には、最小限のルールを守れば、あとは自由で楽しい活動を心掛けています。

会費は年1,200円です。また、東久留米市から補助金もいただいて運営しています。まだまだ楽しい行事がたくさんあります。入会は随時受付けていますので、ご一報ください。氷川台自治会とはさらに連携を強め、今以上に自由で楽しくなるクラブにするつもりです、ご期待ください。【33班・鈴木 大通夫氷川台サンライズクラブ新会長】

1  歩こう会

???????????????????????????????  歩こう会

☆活動の活性化と構成会員の変化・氷川台自治会の活性化に伴い、氷川台サンライズの構成メンバーも大きく変化して来ました。参加会員数は50名から62名へ、自治会参加会員も22名から40名に大きく増加しました。

 

20138月 ちょっと外へ出てみませんか・・・

今年で3回目となる「夕涼み会」の開催に先立ち、係決め等の事前打ち合わせがありました。去年の反省点を踏まえて実行委員長が用意した、タイムテーブル付の進行表(実はこれが一番重要)をもとに進められます。行事毎のこの「事前打ち合わせ」に、今回、今までになかったものを感じることができました。少し触れてみます・・行事も回を重ねるたびに、担当係の経験も豊富になり、より掘り下げて細かい内容の意見が飛び交っていたのです。また、初めて参加する会員からも、新たな視点からの提案が出されるなど、活気あふれるものだったのです。立ち上げのころから今に至るまで、この「氷川台くらぶ」に携わってきてよかったと思えた瞬間でした。

ところで、自治会の活性化を目的として立ち上げられた「氷川台くらぶ」は、ご夫婦ともに参加されている方々も含め、会員数が20名を超えています。入会のタイミングはそれぞれですが、やはりきっかけが必要なのではないかと思います。「自治会役員として行事のお手伝いをした」「防犯ウォーキングに参加していて話題に上ったのを聞いて」「会員からのお誘い」etc.・・良い形で活性化につながっている今、入会時かもしれません。まずは行事の様子を見に、ちょっと外へ出てみませんか・・・【11班・小茄子川 園美

22014年度「氷川台くらぶ」は「イベント企画実施委員会」に組織を改編しました。

4  2013年 夕涼み会開会

???????????????????????????????   2013年 夕涼み会 そうめん流し

???????????????????????????????   2013年 夕涼み会 スイカ割り

???????????????????????????????  2013年 夕涼み会

参加会員・スタッフの変化

「まずは行事の様子を見に、ちょっと外へ出てみませんか・・・」の言葉、活動の活性化に伴いイベントに参加して来る会員も大きく変わってきました。自治会にこんなに子供や若い世代がいたのか不思議に思えるような光景が目に入るようになりました。人が人を呼びイベントスタッフも固定したメンバーを一人でも多くの会員の協力を得られるように工夫しました。

 

20139月 いつくるかわからない災害にそなえて

今年度より防災会備蓄計画管理班班長を務めています谷井です。今年も91日、90年目の「関東大震災」の日に、あちこちで防災訓練が行われました。また、先般の新聞に書かれたり、NHKの特報番組で報道されたように、大災害時には公助は期待できそうにありません。例えば、食糧の配布などは、数日かかるでしょう。氷川台自治会の防災倉庫には、350食ほどの食糧が備蓄されています。しかしこれでは会員全てに配ることはできません。そこで、各家庭での食糧備蓄、つまり「自助」が大切になります。昨年秋、各家庭に配布された「防災のてびき」をもう一度読み直してください。自治会員ひとり一人が災害発生に備えていただくことが大切です。11月には災害時要援護者を中心とした「避難訓練」が計画されています。今後とも自治会・防災会に、会員各位の参加・ご協力をお願いいたします。33班・谷井 正人】

8   2013 防災訓練 煙体験

???????????????????????????????    2013 防災訓練 初期消火訓練

☆災害から身を守るには、先ずは「自助」次に「共助」

20129月に「自助」に主眼を置き、災害後よりも、災害前の準備によって被害を最小限にとどめることを目的に「防災のてびき」を作成し全会員配布にました。災害は忘れた頃にやって来る…防災の手引きも発行して1年が経ち、会員に再読を呼び掛けています

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「自治会だより」連載『コラム声』特集 1  2015年3月

氷川台自治会会員の思い特集

  氷川台自治会では平成22年度から自治会活性化に取り組み、これまで様々な活動を実施してきました。その中で活性化への一手段として「自治会だより」を2011年度から発行しました。自治会改革に取組み始めて5年、「自治会だより」を発行して4年が経過した今、会員の思いがどの様に変化してきたのかを自治会だよりコラム「声」欄をとおして皆さんに知って頂ければと思います。

「自治会だより」創刊の言葉

この度、「自治会だより」を発行するにあたり、氷川台自治会会員の皆様に一言ご挨拶申し上げます。

 311日に発生した東北地方太平洋沖地震は、未曾有の被害を及ぼし津波に襲われた地域は復旧の目途さえ立たず、原発事故においては災害の影響が世界規模に及ぼうとしています。被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げますと共に、自治会より義援金として100,000円をお送り致しました。平穏無事に日々を送っている自治会の中にも災害が何時襲って来るか解りません。震災等に直接みまわれなくても、ライフラインの遮断によって日常生活に多大な影響が及びます。この度の震災は、私たちに災害に対する備えの大切さを教えてくれました。自分と家族が生活の基盤にする氷川台こそ、災害に強い安心・安全な町でなければなりません。その為には、人の輪を広げ、この町に暮らす人がもっと知り合い声を掛け合うようになれば、自ずと災害に強い氷川台になると思います。皆さんに自治会の現状と活動をもっと知り、親しんで頂くための媒体として「自治会だより」を発刊することになりました。みんなで協力して氷川台をもっと住みよい町にしましょう。                                                                                                                              平成233月吉日 会長 殿田 俊三

 

20133月・・・『声』創設予告

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20134月 ジャガイモ掘りに見る見守り

みなさんは自治会にどんなイメージをお持ちですか?七月の陽射しの中、氷川台農園には全身泥んこになりながら、嬉しそうにジャガイモを掘っている子供達がいました。周りにはそれを見守る近所のおじさん、おばさん達。そんな光景を見ながら、一年前を思い出していました。古い庭は竹や笹の根が張り、今の畑にはほど遠い状態でした。新米農夫さん達は、毎日の慣れない農作業に身体中が筋肉痛になり、手にはマメがいっぱい出来ていました。会員さんが寄付して下さった耕運機を、長野までもらいにも行きました。当日の朝は、早くからカレー作りをする方がいます。イベントの度に陰となって支えてくれる方々がいます。半年間、毎朝氷川台通りのタバコの吸殻を拾う方、出勤前にタケノコ広場を掃除する方、自治会の印刷物をいつも引受けてくれる方等々、挙げていくと切りがありません。自治会役員をした私の二年間は、活字や表には現れない活動を見、その気持ちを感じる貴重な時間でした。みなで協力して子供達やお年寄りを見守る、ジャガイモ掘りの光景は私の自治会に抱く象徴的なイメージです。あの優しい環境と人の輪が広がっていくことを願っています。53班・村山里江

???????????????????????????????  子供ジャガイモ掘り大会

20135月 南三陸・寄木漁師応援プロジェクトに参加して

去る434日に、12日で宮城県南三陸町へ。東日本大震災の津波で甚大な被害を受けたわかめ養殖漁師の支援交流会に、氷川台自治会からは5名で参加して参りました。バスで片道約7時間の長旅を経て、まずは津波被害で建物の鉄筋のみが残る志津川防災センターへ到着。建物入口にある献花台に花と線香を手向けて手を合わせました。震災後2年経って、瓦礫はだいぶ片付けられてはいたものの、人の気配は無く、市民生活は全く復興とはかけ離れている事が肌で感じられました。その後宿泊施設の平成の森に到着。震災当時は1年ほど避難所として使われ、今も敷地には多数の仮設住宅が立ち並ぶ状態を目の当たりにしました。その夜の食事の際に畠山鉄雄さんをはじめ数名の漁師さんが駆けつけて下さり、復興の進捗具合や行政への不満など、普段は聞けない漁師さんの生の声をたくさん聞かせていただき、改めて復興の遅れを知りました。

2日目は津波の跡が残る山肌を見ながら、完成したばかりのわかめの塩蔵作業施設を見学。浜にて早朝収穫したわかめの根元の「めかぶ」を取る作業の手伝い。漁師さんのご厚意によりわかめ収穫漁船に乗せていただき、沖のわかめ養殖現場にてわかめの引き上げ、収穫を体験しました。収穫した生のわかめはお土産として提供いただきました。浜での仕事は午前中で終えて、昼食に漁師さん22名全員と奥さん達がそろって、ホタテや牡蠣、ウニなど浜ならではの新鮮な海の幸をご用意いただき、食事しながら交流しました。食後、漁師のみなさんから支援に対する感謝状の授与があり、聖グレゴリオの家の橋本所長が代表して受け取りました。そして、聖グレゴリオの家聖歌隊のみなさんの歌が披露され、鎮魂の調べが浜に響き渡りました。こうしてあっという間の2日間が過ぎ、支援どころか却って手厚いおもてなしを受けるばっかりで心苦しい気持ちも湧きましたが、帰る時間となりました。最後に漁師の畠山さんから「外部の人間を受け入れる事で、普段あまり顔を合わせなかった漁師や奥さん達が一緒になって準備作業をし、仲間同士の絆が深まった」との言葉をいただき、現地に直接行く復興支援の大切さを実感しました。今後も末永く復興の支援を続けて行たいと思います。52班・高張 明子

3平成の森避難所

4 志津川防災対策庁舎

 5 ワカメ収穫作業

6 地上20mにブイが

7 波の高さが分かる

20136月 「わんわんパトロール」「防犯ウォーキング」

ここ数年、広い敷地の家が解体され、新たに2,3棟の家が立ち並び、若い方々が入居されているのをあちらこちらで見かけます。自治会だよりにも「祝・赤ちゃん誕生」がたびたび掲載されていますから、子供たちが増えているのでしょうか?

 今年度、第六小学校へは、氷川台自治会とその近隣を含め42名の子供たちが通っています。六小の児童は少しずつですが年々増えています。数年後、自治会が子供たちの声でにぎやかになればいいですね。平日、校外氷川台地区の見守りパトロールを六小保護者が行っていましたが、負担が多いとの意見が多く、現在軽減されています。子供たちを巻き込むような事件、不審者情報など心配も多いのですが、自治会の皆さんが「わんわんパトロール」「防犯ウォーキング」を実施して下さって、とてもありがたいことです。また、子供たちのよろこぶ自治会イベント・・いくつになっても土いじりが楽しいジャガイモ掘り、夏の夜の流しそうめん・スイカ割り、手とり足とり教わって搗くもちつき大会・・どれもこれも楽しい行事。学校や近所でいつも遊んでいる友達と一緒なら楽しさも倍増。そんな子供たちが喜ぶ姿を、お手伝いをしながら見守っていきたいと思っています。【22班・現王園 昌子

??????????????????????????????? わんわんパトロール

??????????????????????????????? 防犯ウォーキング

 

 

 

“平成26年度 心の健康づくり講演会”に参加して 2015年3月11日

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“気付いて つないで 自殺予防”~もし、身近におきた時にどう対応するか~

 のテーマで東久留米市医師会 会長 石橋幸慈先生の講演会(東久留米市健康課主催)が開催され氷川台自治会から会員7名で聴講して来ました。

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  氷川台自治会では、平成22年から会員の高齢化やひとり暮らし・孤立化に対応すべく様々な活動を立ち上げて自治会の活性化を目指して来ました。今では、高齢者の見守り活動・要配慮者避難支援体制の確立・高齢者の健康体操教室・高齢者のふれあいサロン・子育て交流サロン・健康マージャン教室・パソコン教室・麺うち教室・習字教室などに多くの老若男女が参加して氷川台ライフを楽しむ明るい住宅地になって来ました。

連日のように、国内はもとより世界中から暗いニュースが耳に飛び込んで来ます。子どものいじめや自殺などの記事も毎日のように新聞に載っていますが、身近に事件・事故が起きていないため聞き流すだけで、もし、身近な自治会内で起きたら…と、真剣に考えることはありませんでした。この度、講演会のテーマを目にした時、現在の活動の検証とこれからの活動のヒントを求めて仲間(自治会の)を募って参加しました。

  幸い氷川台自治会ではいじめや自殺などの言葉を耳にしたことはありませんが、東久留米市内において年間2030人もの方が自殺で大切な命を亡くされているそうですし、昨年末に東部地域懇談会(防災・防犯)に参加した時、地域によっては子供たちの生活が乱れて困っている話も耳にしました。さまざまな要因で起きる不幸な事故を防ぐには、個人の力では限界があり、地域の共通の課題として行政と地域住民が協働して取り組むことが重要になってきます。

 防災・防犯・支え合いなど地域活動が果たす役割が増大する中、多くの自治会が悩みを抱えているのではないでしょうか。今までは医師会の講演会と聞くと、医者と患者の関係を思い出し、寄り付き難く固いイメージを抱いていましたが、講演会に参加してイメージが一変しました。地域のつながりが希薄になりつつある中で、地域福祉の実現には市民相互の支え合いが不可欠との思いで、医師会が先頭に立って医師会と住民が一緒につくる地域の互助組織と顔の見える関係づくりに力を注いで頂いていることを知りました。

 講演会のテーマは“自殺予防”でしたが、講演を聞くだけでなく参加者が56名のグループに分かれてミニワークショップで“どうしたら自殺しそうな人を見つけることができるか”“自殺予防にはどうしたらいいだろうか”“何が出来るだろうか”などを話し合い発表し合うなど医師会(健康課職員含む)と参加者が一緒になって考え行動目標を設定する中身の濃い講演会でした。いじめや自殺の予防の原点は「地域住民の支え合い」にあり、自治会に於いて取り組んでいる高齢者対策や活性化対策の活動を更に推進しなければならないことを参加者で確認共有して来ました。

 講演会参加者が少なかったように思いましたが、テーマに多くの皆さんが関係無いように思われたことと推測します。しかし、講演の中身は“自殺”の言葉を媒体として「地域のつながり・支え合い」の大切さを教わる時間でした。これからは、皆さんそれぞれがお住いの「地域のつながり・支え合い」づくりのためにも医師会講演会等に参加されて、一緒に取り組んでみては如何でしょうか。   平成2738日 氷川台自治会会長・殿田俊三記】

南三陸寄木の浜に固定式クレーンが完成‼ 2015年3月3日

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東日本大震災被災者支援活動福幸絆プロジェクト 寄木浜辺の里 ワカメ養殖復興支援事業』とは?
 宮城県本吉郡南三陸町寄木地区は、2011311日の地震・津波で、40数戸の約8割が流されました。海岸地域は家も仕事場もほとんど流され、人々は避難所や仮設住宅に移って生活を続けています。南三陸町の漁村の一つ、歌津の寄木地区の漁師さんたちも、家だけでなく、ワカメや牡蠣の養殖、アワビやウニ漁などの施設や道具すべてを失い、瓦礫撤去の仕事で生活をつなぎながら、「もう一度、消費者の皆さんに喜んでいただきたい」と、ワカメや昆布の養殖再開に前向きに取り組んでいると聞き、何か支援できないかとスタートしたプロジェクトです。

 氷川台自治会は聖グレゴリオの家(宗教音楽研究所・自治会会員)2012年から復興支援プロジェクトに参加して来ました。当初は養殖筏の錘つくりの手伝いから始まり、春の養殖ワカメの収穫手伝い、秋の養殖ワカメ種付け手伝いと年2回の訪問を続けています。また、春には収穫したワカメの協同購入や支援物資の提供等も行い、昨年10月には寄木の漁師さん家族16名が氷川台を訪ねて来てくれて交流を続けています。

 震災から4年目を迎えようとしていますが、先日刈り取った養殖ワカメを船から陸揚げする定置式クレーンが完成したと嬉しい知らせが届きました。高齢化はいずれも同じで漁師さん達も高齢化し、船からの荷揚げが重労働でネックになっていました。国の復興支援事業に申請しても、震災前に無かった設備は申請受理して貰えず途方に暮れていましたが、福幸絆プロジェクトの支援金を充当して自前でのクレーン設置に踏み切りこの度完成に至りました。クレーン基礎の銘鈑には支援に携わってきた皆さんの名前が刻み込まれていました。

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終息の道すら見えない福島原発事故を引き起こした東日本大震災の復興の1ページに「聖グレゴリオの家」と共に「東久留米市 氷川台自治会」の名前を残せたことに感激しています。また、325日~26日に漁師さんたちのもとを訪問してきますが、現地はまだまだ復興途中です。必死で復興に励んでいる漁師さん家族に一人でも多くの皆さんのご支援をお願いします。【氷川台自治会会長・殿田俊三記】

2015年2月 自治会だよりのコラム

大きな家族としての氷川台自治会

自治会役員および年度途中からはイベント企画・実施委員会委員として、さまざまな自治会の活動に関わらせていただきました。数年前に氷川台に引っ越してきたこともあり、役員になる前までは自治会の活動やイベントにまったく参加したことがなく、自治会費を納めるだけの「幽霊会員」だったのですが、いろいろな活動に参加する中で、氷川台自治会の重要性と地域活動に参加する楽しさを体感することができ、役員になれたことをとても感謝しております。

餅つき大会などのいわゆる大きなイベントを自治会が主体で行っていることは以前にもなんとなく知ってはいましたが、見守り隊や避難訓練、成人・敬老の日のお祝いの配布、資源回収、自治会館の運営など多種多様な活動をしていることを知り驚きました。ふれあいサロンや子育てサロンなど、より生活に密着した活動も昨年から始まり、一般の自治会の枠を超えてますますその役割を大きくしていく氷川台自治会の今後の発展がとても楽しみです。そして、その自治会員としてさまざまな活動に参加できることを大変ありがたく思っています。

高齢者の一人暮らしや核家族世帯の増加により、従来家族がその役割を担ってきた社会・福祉サービスの供給が今後の社会保障制度の課題とも聞きますが、氷川台自治会がそうした従来の大家族が担ってきた社会的な役割を補充するような地域の「大きな家族」として発展していくよう願うとともに、その発展に少しでも貢献できるよう大家族の一員として自分にできることを協力していければと思っています。43班 神山 友宏・自治会役員】

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【写真は賀詞交換会で愛息を抱く神山さん=神山さんはイベント委員として「夕涼み会」「賀詞交換会」「餅つき大会」のポスターを作成・編集部】

「平成26年度自治会フォーラムin東村山」で氷川台自治会が紹介されました‼ 2015年3月2日

  31()東村山市・自治会活性化委員会主催で開催された「平成26年度自治会フォーラin東村山」の中で、氷川台自治会の活動が先進事例として紹介されました。

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地域コミュニテイの低下を危惧する東村山市では、「安心・安全で住み続けたいまちづくり~自治会の役割~」をテーマに市役所担当職員と自治会活性化委員会委員により企画・制作された朗読劇「明日へ…わがまち」を熱演されました。朗読劇は住み続けたくなる町づくりのテーマ「防犯・防災・見守り」の項目に沿って大勢の市民の前で分かり易く演じられました。東村山市では自治会をまちづくりの重要なパートナーとして位置づけ、自治会の持つ共助機能を更に高めて安心安全なまちづくりを共に進めたいとの思いで自治会活性化に取り組んでおられます。

東村山市と306自治会の皆さんが「地域の活性化」へ向 けて一丸となって取り組まれている姿勢は見事なものでした。現在でも自治会加入率は53.4(東久留米市は38%弱)に及んでいますが、安心・安全で住み続けたいまちづくり…には、更なる加入促進が不可欠との皆さんの強い意思が感じられました。

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 このような東村山市の素晴らしい取り組みの中で、氷川台自治会の空き家対策を「防犯に関する先進事例」としてご紹介して頂きました。これからも、東村山市及びフォーラムに参加された市民の皆さんの期待を裏切らないように更に努力しなければと思っております。(氷川台自治会会長・殿田俊三・記)

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