来訪者の皆様へ
3月3日はひな祭りです。
日本のひな祭りのルーツは、3世紀前後の古代中国で行っていた風習に基づくといわれています。
中国では、“季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすい”と考えられ、3月最初の巳の日=上巳(じょうみ)に水辺で禊(みそぎ)*を行ったり、盃を水に流して自分のところに流れ着くまでに詩歌を読む「曲水の宴(きょくすいのうたげ)」を行う風習がありました。
これがやがて遣唐使によって日本に伝えられ、禊(みそぎ)の神事と結びつきます。
川のほとりに男女が集まり、災厄を祓う「上巳の祓い」として、「曲水の宴」を催したり、草木や紙などでかたどった人形(ひとがた)で自分の体をなでて穢れを移し、川や海へ流す儀式が行われるようになりました。
現在でも日本の各地で行われている「流し雛」は、この名残といわれています。
手作りひなあられを野島農園の農業体験者の会員の方が、農園内の料理室で作ってくれました。農園にて、農作業を行っている方と休憩時間に一緒に食しました。
ひなあられのレシピを紹介いたします。
調理時間:20分
材料:もち米1合、砂糖 適量、きな粉、紅色、抹茶、油
- 鍋に油を入れて170℃に熱し、もち米をひとつまみずついれて揚げます。
- 弾けるよう状態になったら、油から取り出します。
- 油をきりながら冷まします。
- きな粉、紅色、抹茶それぞれに適量の砂糖を入れます。
- 揚げたもち米を3等分に分け、色ごとにまぶして完成です。
あられに色が付けられているのには意味があり、
三色では木々の芽吹きや大地、花の生命を表しています。
四色では四季をあらわしています。
当日の様子
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癒しの郷野島農園の様子
癒しの郷野島農園は、門前自冶会より親子農業体験、防災(炊き出し)訓練用野菜、高齢者長生き癒し収穫体験用野菜の育成管理等を委託されています。
野島農園で収穫した野菜などを使って、MOAインターナショナル「MOA食育指導員」認定者による調理メニューの紹介
天ぷら(蕗の薹、レンコン、ブロッコリー、菜の花、玉ネギ、サツマイモ、ニンジン)、ニシンの丸々塩焼き
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
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