前半(午前10時~11時30分)・後半(午前11時30分~午後1時)の
2グループに分けて、約370人の参加がありました。
来訪者の皆様へ
日本は、自然と共生し、約2000年瑞穂の国として、主にお米を食して生きてきました。
ユネスコで世界遺産として和食が登録されました。
日本人として、大変誇りに思っています。
和食は、健康に一番優れていると思います。
世界でも認められています。
最近、アメリカでは、寿司、お弁当が人気です。
ロシアでもうどん、親子丼が若者に好かれています。
中国でも若者におでんが好まれています。
日本の和食は季節感を表し、五感で味わえる食事です。
一汁三菜として、非常にシンプルで、長い歴史の間親しまれていました。
現在の日本では 米の消費量は50年前から比べて、日本人一人当たり年間115㎏から60㎏に消費が下がっています。 (1960年114.9㎏、2010年59.5㎏)
今回、登録されたことで、食育の一環として、日本食の良さを学校給食及び家庭で和食を食して頂きたいと思います。
和食といえば、京都の懐石料理、寿司、天ぷら等多くの日本人に好かれています。
今後、和食はレセプション、イベントで民間及び国を上げて食してもらい、発信していくことが大事です。
おもてなしの料理として和食を食べてもらい、普及推進することが大切だと思います。
日本人が長命の要因として、和食があると思います。
今回、日本文化の継承として、門前自治会では未来ある子供達におもちつきを体験してもらいました。
もちつきは、地元の農家で、師走の行事として、今も、引き継がれています。
子供達が自らついたおもちを食べることで、お米大好きな子になって頂きたいです。また、家族で参加することで、ふれあいの一つとなり、体験したことは良い思い出となるでしょう。
日時 12月14日(日) 午前10時~午後1時頃迄
場所 野島農園(野島宅) 大門町1-3-19
参加者 約370人+関係者
後援
野島農園、JA東京みらい東久留米駅前支店、神山大橋自治会、下山親睦会、門前大橋自治会、門前会、MOA健康生活ネットワーク、美多摩新聞社、㈱ウェルカムオータ東久留米店、東久留米市町おこし実行委員会市民の会、東部地域ふれあい交流会(自主防災組織)、青少協
当日、役員などは早朝8時に集合し、準備致しました。
段取り良く行うために、8時30分頃よりもち米を蒸し始めました。
先に来た子供達は竈に薪をくべ、セイロでもち米を蒸す工程にも参加して頂きました。
約40分後、最初のもち米が蒸しあがりました。
開始時間になり、司会の野島武夫氏(東部地域ふれあい交流会事務局)より当日の工程説明がありました。
その後、門前自治会長野島貞夫氏が挨拶を行いました。
続いて後援して下さった、ウェルカムオータ東久留米店の方から一言挨拶を頂きました。
蒸しあがったもち米を臼に入れ、最初は数人で小型の杵で、グイッともち米を押しつぶしていきます。ひっくり返しながら、ある程度やるともち米が一塊になり、おもちのようになるので、杵でついていきます。 その後、大型の杵でもち米の形がなくなるようについていきます。この工程は臼に、おもちがつきやすくなるので、ひっくり返す人(合の手)が1対1になり、約10回程度満遍なくおもちをつきあげます。
大方おもちがつきあがると、最後の仕上げとして、子供達に順番に杵でおもちをついてもらいました。
鏡もちを作って頂きました。
鏡もちは、2段になっており、下の一段目は握りこぶしサイズに切り取り、手におもちがつかないように片栗粉をまぶして形を整えます。2段目は一段目の半分くらいの大きさで切り取り、同様にして、形を整え、1段目に乗せれば鏡餅の完成です。
つきたてのおもちを料理担当役員やお手伝いの方々があんころも ち、きなこもち、からみもちに味付けを行いました。
また、MOA自然農法実施圃場野島農園にて収穫した野菜(白菜、大根、里芋等)を具にしたトン汁を大鍋(370人分)で煮込み試食して頂きました。
多くの方が美味しいとおかわりする方が多くいました。
当日の様子
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前日の作業
・道具一式の水洗い等
・臼をタワシで洗った後、水に浸してしめることで、水漏れ及び割れ防止対策になります。又、杵のもちに当る面の割れ目をグラインダーで研磨しました。割れ目から木くずが落ちないようにするためです。
・もち米(60kg)を研ぎ、水に浸す。
・トン汁に入れる野菜の下準備(白菜、大根の水洗い、サトイモ皮むき等)
・竈にくべる薪準備(野島農園の植木等を剪定した枝等を使用)
・会場の掃除、案内表示などの会場設営
もちを蒸す竈(釜・セイロ)と臼をそれぞれ2セット用意致しました。 そして、参加した子供達全員にもちつき体験して頂くためにもち米60kg準備致しました。
さらに、未来ある子供達に野菜大好きになって、好き嫌いのない健康的で強い人になって頂きたいので、多種類の野菜入りトン汁を作りました。
感想として
多くの方が協力頂きありがとうございました。
また、当日の行事様子の写真撮影に協力頂きありがとうございました。
子供の頃、親子でのふれあいの記憶は、大人になっても忘れられない良いものとなります。
今回の行事で、親子でふれあう機会となればと思っています。
また、古い住民、新しい住民とのふれあう場となり、 家族で参加して、地域との絆作りとなることを念願してい ます。
高齢者元気長生き体操参加者やその友人・知人など約60名の参加がありました。
参加者から、「昔、楽しかったおもちつきの思い出が蘇った」や「元気な子供達と一緒に行うことで元気をもらった」など好評を頂きました。
昨年や一昨年と連続して参加して下さった方などもおり、今後も継続してほしいという意見がありました。
門前自治会として、今後も家族で参加できるふれあい交流イベントを開催したいと思います。
もちつき大会の行事費用は資源ゴミの回収で集めて資金を充当しています。
今回の裏方の分担作業に、多くの団体の協力を頂きました。
トン汁作り・もち米を蒸す工程等は、東久留米MOA健康生活ネットワーク。
おもち料理に、自治会女性部、参加したお母様達と友人。
もちつき作業は、自治会役員、野島農園関係者、下山親睦会 池田恭則氏、JA東京みらい農協駅前支店、門前会、美多摩新聞社等。
皆様のご協力により、今回の行事が行えた事を感謝致します。
更に、参加動員に協力頂いた、第二小学校、第六小学校、神宝小学校、美多摩新聞社、「くるくるチャンネル」等に感謝致します。
門前自治会は行事など見える化に取り組み、参加しやすい環境づくりを推進しています。
開催の際は、自治会掲示板、準公的掲示板及び東久留米のふれあい情報サイト「くるくるチャンネル」等で情報発信致します。
来年度も、学校・家庭・地域で、未来のある子供達を健全に育成するために、『地域の特徴を生かした、体験の場を提供し、全人教育の一環』として、事業を推進して行きたいと、役員一同考えています。
しかし、門前自治会単独では、事業を円滑に推進できないので、今回支援頂きました皆様に、来年度もご協力を宜しくお願い致します。
・過去に報告したもちつき大会及び自主防災訓練
第4回もちつき大会(平成25年)
第3回もちつき大会(平成24年)
第2回もちつき大会(平成23年)
第1回もちつき大会(平成22年)
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済