来訪者の皆様へ
秋晴れの天気に恵まれ、地域の子供達が家族でサツマイモ掘り、自主防災(炊き出し)訓練に参加してくれました。
今回、応募者が約350名ありました。しかし、定員300名でしたが、子供達が「参加したい!」という要望をお母様より伝えられましたので、定員を超えて受け入れました。
当日は受付後、一定人数(52名前後)に達すごとに、ほ場に移動してサツマイモ掘りを開始して頂きました。
尚、今回参加者多数のため、予め大きく10時集合班と11時集合班に分けることで、参加者の待ち時間を減らすことや広場とほ場(畑)が人で溢れかえらないようにしました。今後もよりスムーズな運営ができるよう、参加者の意見を取り入れて運営したいと思います。
今年は事前に小さいイモの間引き作業を行い、大きなイモが株に付いているように工夫致しました。この間引き作業は2人のボランティアの方が、約25時間かけて行いました。
子供達がイモ掘りをして、喜ぶ姿が見たいからです。
間引き作業して下さったボランティアの方も、当日、子供達が大きなイモを喜んで握っている様子を見て、この労力は無駄ではなかったと思ったでしょう。
野島農園は自然農法で育成管理しているので、生態系を生かすため、あえてビニールマルチを敷かない方法でサツマイモの苗を植えつけました。それにより土中の微生物の力をかりて、サツマイモは成長致しました。また、苗の根が発生しする夜に、約20日間毎日水掛けを行いました。
その甲斐もあってサツマイモが太く、大きく育ちました。さらに、サツマイモのツル上げを行うことで、ツルから不定根を生やさないことで栄養分がサツマイモにたまります。このツル上げ作業を3回行ったので、サツマイモに十分栄養が補給されたと思います。
多くの子供達が参加し、家族でサツマイモを掘ってくれました。
家族一緒になって農業体験を行うことは、子供達にとって良い思い出になると思います。
サツマイモ掘り後、手洗いをして頂き、炊き出し訓練としてトン汁を作りましたので、参加者に食して頂きました。
具材は、サツマイモ、大根、白菜、ゴボウ、人参、玉ネギ、長ネギ、豚肉等です。
味見をしてみて、サツマイモの甘さが大変おいしかったです。
子供達も家族で喜んで楽しく食してくれました。
東久留米市は都内において、環境に恵まれており農地が多い地域です。
今後とも、この恵まれた東久留米市内に住んでいる方に、農業体験を家族で参加して、より東久留米を好きになって頂きたいと思います。
当日の様子
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第2グループのサツマイモ掘り様子
過去のサツマイモ掘りの報告記事
- 家族(親子)農業体験サツマイモ掘り及び自主防災訓練の報告(平成25年度)
- 家族(親子)農業体験サツマイモ掘り及び自主防災訓練の報告(平成24年度)
- 家族(親子)農業体験サツマイモ掘り及び自主防災訓練の報告(平成23年度)
文責:
門前自治会会長 野島貞夫
TEL:090-3224-0278
FAX:042-476-2555
mail:nojima.sadao@jcom.home.ne.jp
※写真掲載了承済