至近距離からの傍観者

政治学者の丸山真男は自らの原爆への立場を「至近距離からの傍観者」としました。これは丸山が原爆投下の当日、広島市内にいたにも拘らず、戦後の著作などで自分の被爆体験についてあまり触れなかったことを「原爆の意味をもっと考えなかったのは懺悔です」と述べています。どうでしょうか、私たちもこの街に対して「至近距離からの傍観者」になっていないでしょうか。つまり東久留米に住みながら、東久留米の身近なことを、あまり見ない、聞かない、言わない、考えないというふうに・・・一体、今、私たちが一番、考えて取り組んでいかなければならないことは何なのでしょう。

詳しくはこちらを 東久留米「人と人の街」第29号