第5回 ライフプラン講座

平成31年1月19日(土曜日)
主催 くるねっと
共催 東久留米市  による第5回ライフプラン
          講座を開催しました。

今回のテーマは
最近、予測できない地震や豪雨などの災害が頻発、大型化する台風。昨年、経験したことない強風が吹き荒れ、樹木が倒れたり、また、被害を受けた住宅も多かったと聞きます。そうした災害への不安、そして、身近に起こる賠償事故の可能性、自動車事故や自転車の事故への不安。

私たちは、常に、災害や事故に囲まれて生活していると言っても過言ではないと思います。そんなもしもの時に備え、皆さん、損害保険や自賠責保険へ加入されていることと思います。

今回の講座は、「そうした保険に入りましょう。」という話ではなく、「加入している保険の付帯事項や保証の範囲の確認を。」という話です。知らないでいると、手続きが遅れたり、家計に大きな影響を与えることにもなりかねない、大変重要なことです。

今回の講座は、ファイナンシャル・プランナーの
豊福臣吾様にお願いしました。そして、同じファイナンシャル・プランナーの
得丸 靖晃様
仲木 正 様
澤木 明 様 には、個別相談に対応して頂きました。

 

🔶開講
◇くるねっと、石川代表の挨拶に続き、東久留米市生活文化課 塚田様の司会進行でで開講です。

🔶家計に影響を与える災害や事故
①火災
・自宅から出火、放火、隣から類焼
②災害
・台風で屋根が破損
・積雪で屋根がつぶれた
  車庫の屋根がつぶれた
・地震で出火した、家が傾いた
  外壁にひびが入った
③自動車事故
・加害者/被害者
  過失割合(双方に責任が生じる)

その他
④自転車事故 ・加害者/被害者
⑤賠償事故  ・飼い犬が他人にけがをさせた
       ・子どもが友達にけがをさせた
       ・マンションの階下へ水漏れを起こしてしまった。
       ・認知症の家族が線路へ転落、営業損害の賠償請求が、 等々

🔶保険を知ろう
◇損害保険・賠償責任保険
災害や事故に備え、①②③については、ほとんどの家庭が保険に加入していると思いますが、④⑤についてはどうでしょうか。そして、現在、加入している保険がカバーする範囲、保証の範囲を確認していますか?
保険がカバーしている範囲、保証の範囲を知ることは大変重要なこと、知らない(確認していない)でいると、家計に影響を与える大きな出費につながる可能性も出てきます。
◇火災保険
自然災害にも役立つとされていますが、自分が加入している火災保険が実際にどこまでカバーしているのか、先ずは、確認を。
・台風、大雪、雷、竜巻、隕石での被害は大丈夫か。
・地震保険は付帯されているのか。
・門や塀、車庫は保証の範囲に記載されているのか。    等々。

◇賠償責任保険(個人賠償責任保険)
現在、加入している保険に付加されていることも考えられます。分からないという方は確認しておきたいですね。
・火災、自動車、自転車保険の特約として付加されていないか。
・労災た都民共済の特約として付加されていないか。
・クレジットカードの付帯サービスとして扱われてはいないか。

◇自動車保険
自動車保険の概要として、その目的、保険契約の主な構成要素など、知っているつもりでも、そのオプションなど不明な点も多々あり、もう一度見直してみてはどうでしょうか。

🔶最後に自転車保険への加入
自転車は、日常的に気軽に使うものだけに保険を重視していない、そんな大きな事故は起こさない、などと考えてしまっているのではないでしょうか。自転車保険は義務化されています。
9,266万円。これは、子どもが起こした自転車事故への賠償金額の事例です。自転車に乗る皆さん、歩道を自転車で走ることも多くあると思います。他人事と考えてはいけません。

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講演を終わって
加入している保険がカバーする範囲や保証の範囲を知ることの大切さを知りました。保険の内容と自分の生活環境を確認し、何が不足しているのかを知れば、対策を講じることも可能です。
今回の講演が、参加して頂いた方々のお役に立てれば幸いです。

次回、第6回ライフプラン講座は、2019年7月6日(土曜日)、市民プラザホールでの開催を予定しています。詳細はチラシなどでお知らせします。

活動紹介 : くるねっと