さくらウォーク & 顧想園

平成30月2日(月曜日)
柳窪にある古民家、国の登録有形文化財「村野家住宅」で暫し古を想い、しんやま親水広場を歩き、白山公園で桜と戯れる。春、恒例のさくらウォークを開催しました。

主催:くるねっと
参加:くるねっとメンバーと一般参加の方々を含め 合計21名

柳窪に集合して出発。
急に暖かく(暑く)なった気温に桜は開花、3月末(25日頃)には既に満開、白山公園の桜の開花状況を気にしつつの出発です。
最初の目的地、顧想園へ向かいます。
天候に恵まれ、菜の花を左に見ながら春の日差し(初夏の様だった)をいっぱいに浴びて歩きます。

屋敷林のケヤキの中へ。
樹齢数百年であろう巨木
とも言えるケヤキが並ぶ
この景観は、柳窪の特徴
となっています。
武蔵野の面影を残す数少
ない場所の一つでもあり
ます。
ちょうど若葉が芽生える
頃、みずみずしい黄緑色
の光に溢れた、気持ちの
良い空間を歩きます。

ケヤキ並木を抜け、周辺を散策しながら。
屋敷林に囲まれた広い敷地とその中に建てられた伝統的な造りの母屋、この柳窪の景観の中を歩くと、少し時間を遡ることができる様な、そんな気がします。野崎美術館前のしだれ桜を見て、天神社に立ち寄り、顧想園へ向かいました。

顧想園に到着。
当日は公開日ではなかったのですが顧想園の特別な計らいで、くるねっとのさくらウォークに合わせての見学が実現しました。


村野家住宅は、国の登録有形文化財への登録を機会に「顧想園」と言う名称を用いることとした、とのこと。建物は1838年頃の建築ですから180年を経過することになります。
ここからはスタッフの方に、敷地内の建物、そして、村野家の広大な敷地内を案内して頂きました。
最初は母屋の中へ、そこには我々世代には懐かしい、囲炉裏、炉にかかる鍋、丸型のちゃぶ台等々、どれも昔を想い起こさせるものばかりです。

母屋を出た後は、離れ等の建物を巡り、茶畑に。
屋敷林に囲まれた中に、広い茶畑があるとは、少し驚きでした。

休憩所では、お茶と一穂の麦をいただきながら、当時の営みを感じ取れた今日の見学を振り返りました。
顧想園は日常を忘れさせてくれる、そんな場所である様に思います。

顧想園を後に黒目川沿いの遊歩道を白山公園へ向かいます。この地域、東京都により「柳窪緑地保全地域」に指定され、自然が守られていることもあって樹木は自然のまま残ります。

こんな自然の中の散策、本当に心が癒されます。

しんやま親水広場を歩きます。
この辺りからさくらウォーク本番となる予定でしたが、今年の桜は早い・・・。

 

 

 

 

でも、
まだまだ桜は楽しめそうと、白山公園の桜に期待しながら歩きます。

白山公園では、まだまだ多くの桜の花びらを残す大きな古木、その木の下へシートを敷きました。
シートの周りに目をやれば、地面に散った桜の花びら、青いシートの上に散る桜の花びら、見上げれば桜の花・花・、やっとお花見気分に。

 

 

 

 

 

東久留米の歴史、古に想いを馳せ、武蔵野の面影が残る自然の中を歩き、そして、桜の木の下でのひと時、桜の花の開花状況を気にしての出発でしたが、終わってみれば最高のさくらウオークになりました。

くるねっとのさくらウオークへ参加して頂いた皆様、ありがとうございました。

**************************************
活動紹介:くるねっと