第2回ライフプラン講座

 

 

 

平成2978日(土曜日)
 

主催:団塊くるねっと
共催:東久留米市 による
第2回ライフプラン講座を開催しました。

第1回目のライフプラン講座は、「将来の不安を安心
に変える」をテーマに、これからの人生に待ち受ける
様々な不安や疑問を解消し、安心へと変えるための講
座でした。

今回、第2回目のライフプラン講座のテーマは、
「終活に備えるライフプランづくり」です。
・いつ介護が必要となるか分からない。
・いつか訪れる最後の時。
その時では遅い、今、知っておかなくてはならないこ
と、やっておかなくてはならないこととは何かについ
て話をして頂きます。 

 


今回の講座も、澤木明様(団塊くるねっとのメンバーです)をはじめ、特別にファイ
ナンシャルプランナーの
伊東 魅和様
得丸 靖晃様
豊福 臣吾様    を講師にお迎えして
開催することが出来ました。

 

 

 

 

 

何時のことかは分からないが、興味はあるので・・・。
ライフプランづくりの具体的な内容を知りたい。  と参加した方々。
会場には62名の方が集まりました。

講座が始まります。
◇司会をお願いした生活文化課の塚田様
           ◇挨拶する団塊くるねっとの石川代表

 

 

 

 

 

今日の講座は2部構成で、最初は、伊藤魅和様、次に、得丸靖晃様の講演です。
そして、講演終了後に個別の相談を4人の講師の方に対応して頂きました。

< 介護保険制度と高齢者住宅 >
 ファイナンシャルプランナー 伊藤魅和様

長寿国日本
日本人平均寿命は、男性約80歳、女性約87歳と近年大幅に延びているが、平均寿命と平均健康寿命との差に注目。この差、男性が約9年、女性が約13年で、この数字は病院や介護を必要とする健康でない期間を意味する。その期間は長い。
介護は避けて通れない、と考えておかなくてはならないのか。

介護保険とは
介護を避けて通れないと考えた時、必要となるのが介護保険などの知識。必要となってからでは間に合わない、今、確認し整理しておくこととは。
・介護保険とは
・介護申請や手続き
・受けられる介護サービス  等々

高齢者の住まい
将来、自宅で過ごせるのが一番であるが、何らかの支援を受けなければならない時、高齢者が利用可能な住まいについても知っておく必要がある。
・サービス付き高齢者向け住宅
・特別養護老人ホーム、有料老人ホーム
・介護老人保健施設       等々
重要なのは、今、自らが行動を起こしてそれら施設のスタッフの対応、費用負担、施設の設備、サービスの範囲、入居条件等・・・自分の目、耳で確認しておくこと。
確かに資料だけでは見えてこないことが多い。

次に、介護保険や高齢者の住まいについて確認したことを自分の希望として整理し、夫婦や家族と話し合いそれらを伝えておくこと。

<  お葬式とお墓  >
 ファイナンシャルプランナー 得丸靖晃様
終活とは?
介護・延命治療・年金(老後生活)・保険・相続・遺言・成年後見・葬式・墓など >> 終活とは人生の棚卸

知るべきこと、やるべきことは沢山あると思いますが、今日の講演は「お葬式とお墓」について。
 

 お葬式とは
先ずは、お葬式の持つ意味を知り、お葬式をどう行いたいか、一般葬なのか家族葬かなどの基本事項とも言えることを確認すること。次に、葬儀社の選び方について、金額だけではなくスタッフの対応、説明内容までを見極める必要があるとのこと。 

葬儀社選びで特に気になるのがその金額、見積もり通りになりかねない。でも、現在葬儀社も増えたことで相見積もりが当たり前との話、思い切って何社かから情報を入手することも必要。  早割があるって・・・?    

お墓
墓地には、公営、民営、寺院など、その他合葬墓地、樹木型合葬墓地など、様々な選択肢が紹介された。
中には競争倍率が高い墓地もあり、早い時期に決めておくことが肝要とのこと。
そして、墓地の取得費用の他に墓石や管理費用なども十分考慮する必要がある。

自分自身のお葬式の形式や墓地を選ぶことが出来ても、実際にお葬式を行ったり、墓石の手配、そして、お墓の管理は残された人が行うことになる。夫婦、家族でこれらの情報の共有を図っておくことが必要となる。

最後に
今回の講演で介護保険、将来の住まい、葬式、お墓、遺品など、自分のこれからを自らの行動で調べ整理することの必要性を知り、そして、整理した内容を夫婦や家族で共有しておくことが何より重要であると感じました。
「逝き方」から「生き方」を学ぶ、と講師が作成した資料にありました。

参加して頂いた皆様、ありがとうございました。

ファイナンシャルプランナーの
澤木明様
伊藤魅和様
得丸靖晃様
豊福臣吾様   ありがとうございました。

講演の終了後、講師の方々には個別相談に対応して頂き、今日の第2回ライフプラン講座を修了致しました。

ライフプラン講座は今後も、澤木様をはじめファイナンシャルプランナーの方々を講師にお迎えして開催します。
次回、第3回ライフプラン講座は、平成30年1月20日(土曜日)、テーマは「相続・贈与・遺言」です。詳細はチラシを配布する予定です。
皆さんの参加をお待ちしています。

主 催  団塊くるねっと
共 催  東久留米市

 

 

 

 

 

多摩六都科学館ツアー

  2017621日(水曜日)

私たちの暮らす武蔵野台地はどのようにしてつくられてきたのか、武蔵野台地の歴史を探る多摩六都科学館ツアーを、同館の特別な協力を得て実施しました。
<写真:多摩六都科学館>

 

この日、集合時間に合わせるかの様に雨と風が強まる悪条件の中、多摩六都科学館エントランスには35名の方が集まりました。

挨拶する団塊くるねっとの石川代表。

 

今回のツアー、最初はプラネタリウムで美しい星空と星座解説を楽しみます。
その後、5つの展示室を巡るツアーを楽しみ、科学学習室に場所を移して科学館スタッフから武蔵野台地の地形や地質についての話を聴きます。

スタート前、スケジュールや見どころについての説明をして頂いた科学館スタッフの伊藤様。この後、ツアーの案内をして頂きます。

 

 

 

 

 

 プラネタリウム投影>
「全天88星座 ~光が語る天球の地図」というプラネタリウム番組です。
星空解説では、今の季節の星座紹介と、明るい惑星、木星や土星、金星の見える位置が詳しく解説され、その惑星の姿が映し出されました。
そして、今回の番組のテーマである88星座の紹介です。
東久留米市出身のアーティスト、大小島真木様が水と緑と子供をテーマに美しく繊細に描いた星座絵が星空の中に映し出されました。全天に映し出された時、その美しさに感動した参加者も多かったと思います。

プラネタリウム室への入場前、大小島真木様が描かれた星座絵の原画を見ることが出来ました。繊細に描かれた美しい星座絵です。

 プラネタリウム投影が終了後、プラネタリウムの機器について説明をして頂きました。皆、近くでプラネタリウムを見る機会は無いと思います。貴重な体験でした。

☞  ・多摩六都科学館のプラネタリウムドームの大きさは世界で4番目。
   ・このプラネタリウムが映し出す星の数は約1億4千万個で世界1。
   ・このプラネタリウムの仕組みは・・・・・ 等々。

プラネタリウムの機械の周りに集まる参加者と説明をして頂いた柴崎様。

少しの休憩の後、展示室へ向かいます。

示室>
科学館には5つの展示室があり、最新の科学や宇宙、地域の自然等、楽しみながら学べる展示や体験コーナーが数多くあります。
その展示室では・・・・・
①自分が主役になれば必死になれる、挑戦だ。・・・がんばれ。
②見て、触って、動かして、興味ある展示が沢山。
③地球の歴史を物語る岩石や化石、貴重な標本に興味深々。
④我々(団塊世代)だって科学を楽しめるんだ。  触って体験しなくては。

皆さん、それぞれに楽しんでいました。興味のある展示の前では「時間が足りない」と言った声も。

武蔵野台地の地形や地質>
展示室から科学学習室へ場所を移しての座学です。
科学館スタッフの小田島様に武蔵野台地についての話をして頂きました。

 

 

 

 

 

武蔵野台地の北東側は、地球の地殻やプレートの動きの影響を受け、今でも海洋プレートの沈み込みに引っ張られる様に荒川側が沈んでいるとのこと。台地の上に位置する東久留米も当然北東側が低いことになります。

東久留米の川、落合川や黒目川等が北東に向かって流れている理由はそこにあるとのこと。

そして、武蔵野台地は多摩川の影響を受けながら現在の地形が成形されてきました。

住んでいても地域について知らないことが多いのに気づかされます。

 東久留米の地名や川の名前、地図や写真を使っての説明は、親しみやすく身近に感じ、興味を引くものでした。

本講座で今回の多摩六都科学館ツアーは終了です。
参加の皆様に記入して頂いたアンケートは今後の活動の参考とさせて頂きます。

参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
科学館スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

<ツアー終了後も熱心な参加者は>
科学館のご厚意により、熱心な参加者のため、本ツアー終了後、展示室(地球の部屋)へ場所を移し、武蔵野台地の模型を前に説明をして頂く時間をとることが出来ました。
 参加者からは沢山の質問が投げかけられていました。

 

主 催  団塊くるねっと
共 催  東久留米市
共 催  たま団塊交流会
     (東村山市、清瀬市、西東京市、小平市、東久留米市)
協 力  多摩六都科学館

「まちジャム in 全生園」 ~こころの壁をこえていこう!~ 開催

件名まちジャム in 全生園 開催
主催たま団塊交流会(清瀬・東久留米・西東京・小平・東村山) ★ 後援 東村山市 ★ 協力 清瀬フォークジャンボリーコンサート事務局・お食事処なごみ(多磨全生園内)
イメージ画像 まちジャム in 全生園 開催
日時平成29年7月23日(日)  11:00開場  12:00開演
会場多磨全生園 コミュニティセンター(会場マップは、添付ファイル参照)
地図・案内図 地図・案内図
費用入場無料
問い合わせ先お食事処なごみ/午前11時~午後7時(月曜定休)      ☎  042-395-2755
添付ファイル まちジャム 全生園 B.pdf

 

おもしろ映画講座5

平成29年6月8日(木曜日)

今回で5回目となる「おもしろ映画講座」、
東久留米市中央図書館・視聴覚ホールを会場に、映画ファン26名が参加して開催されました。

テーマは

今から120年以上前に映画は生まれました。当時の映画に対する思いはいったい
どんなものだったのでしょうか。
講師はいつもの 秩父誠氏、団塊くるねっとのメンバーです。

開催を前に挨拶する、団塊くるねっと石川代表と秩父氏

 

 

 

 

 

 

本講座の内容を、筆者が感じたこと気づいたことを加えながら紹介します。
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最初は、映画を映す装置の誕生から初期の映画制作の話。

映画の誕生
映画とは、連続した絵(少しづつ動きを与えた絵)をパラパラとめくると動くように見えるあの原理を使ったもの。それを人に見せるための装置として作ったのが、トーマス・エジソンとリュミエール兄弟。

エジソンが開発した装置は一人しか見ることが出来ないのに対し、リュミエール兄弟は大きなスクリーンへ画像を投影する装置を開発、一度に多くの人が映画を見ることを可能にした。現在の映画館(フィルムの映画館)と同じ施設を作り上げた。
ここから映画制作が始まる。

初期の映画作品
リュミエール兄弟が自らが開発した装置で
上映するため制作した映画、数作品を講師の
解説で紹介。

映画は、ストーリ性を持つものではなく日常の中の人々等、日常の風景を撮影したもの。しかし、中には、コマ撮りやコメディー風の作品もあり、既にこの時代から映画の可能性を探っていた様に思えた。

講師から初めての動く映像に、当時の観客が驚く様子が紹介された。
汽車が駅のホームへ入ってくる場面では観客は思わず汽車を避けたとの話、当時の観客の驚きが伝わる。

話は、映画誕生から本格的な映画制作へと移る。

映画創世記
次の映画の紹介は、「ジョルジュ・メリエス」が制作した「月世界旅行」。
彼がリュミエール兄弟の映画を見る機会を得、映画の可能性に着目し、制作された初めてのストーリを持った映画である。日常を記録した当初の作品とは全く異なるもの。

この映画が制作されたのが1895年、当時の人達はこの映画を見てどの様に思ったのだろうか。気になるところである。当時、月へ行くことを映画にすると言った発想に驚いた。非日常的な世界を描いたこの作品、映画ならではの一つの世界を作り上げた。

講師の話は、1985年から現代へ。

「ジョルジュ・メリエス」への思い

2011年に制作された映画「ヒューゴの不思議な発明」。
この作品は、現在のアメリカ映画の巨匠マーティン・スコセッシが「ジョルジュ・メリエス」に対する思いを子供向けの作品として制作したもの。

作品は、少年と少女が、「ジョルジュ・メリエス」が制作した映画「月世界旅行」を知ることになり、その映画制作に秘められた謎に迫るもの。

映画の紹介と、現在によみがえる「ジョルジュ・メリエス」を熱く語る秩父氏。

この作品、カメラワークが凄いと思った。カメラが人と共に移動したり、空中を移動し高さや方向を自在に変えながら撮影している。観客の視点を自在に操っているかの様に思える。(この作品3D作品とのこと。)一つのシーンを固定したカメラで撮影していた当初の映画制作とは大きく異なるもの。

今回の講座で、日常の記録からストーリーを持つ映画の誕生の歴史を知り、同時に、様々な試み(撮影技術や映画表現等)がなされていた事を知った。そして、ハード、ソフトを知ることでまた違った面白さが見えてくる様にも思えた。

映画初心者(筆者)にとっても分かりやすく楽しい映画講座でした。
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今回、参加頂きました映画ファンの皆様、ありがとうございました。
映画の世界を楽しく語って頂いた、秩父氏に拍手。ありがとうございました。

本映画講座はまだまだ続きます。次回をお楽しみに。

主催  団塊くるねっと
協力  シネクラブ HIBARI