災害時、調理環境が整わない中、お湯を沸かせるお鍋一つとポリ袋があれば調理ができる。災害への意識が高まる中、今、話題の調理方法を習得します。
平成29年4月22日(土曜日)
主催、東久留米市東部地域センター
共催、団塊くるねっと
によるポリ袋クッキング教室を開催しました。
災害時の食、その時何ができるか、一度経験して「いる」と「いない」では大きな違い。
災害時の他、様々な場面に応用可能なこの調理方法を一度体験しようと会場には28名の方が集まりました。
団塊くるねっとでは、今年2月に「ポリ袋料理教室」を開催、多くの方に参加して頂きました。
今回の「ポリ袋クッキング教室」には4名の団塊くるねっとのメンバーが参加し調理指導に当たりました。
ポリ袋クッキング教室のスタートです。
◇ポリ袋クッキング教室の主催者側、石井東部地域センター長とスタッフの方々。
◇挨拶する主催者代表、統括責任者の山田様と調理指導に参加した団塊くるねっとの
メンバー。
◇先生は団塊くるねっとの得平副代表です。
ポリ袋クッキングは、お湯を沸かせる鍋があれば、いくつかの料理を一度に作る事ができ、調理器具がいらない、洗う必要もない、調理後のお湯も再利用可能、等々、様々なメリットがあります。経験者のアイディア一つで、家庭でも、屋外での調理にも、様々な場面へ応用可能な調理方法とも言えます。
今日のレシピは、「ポリ袋で作る一人分のごはんとおかず」
・鶏肉ロール ・卵焼き ・ひじきと大豆の煮物
・ポテトサラダ ・即席漬け
先生の説明を聞いて、いよいよ調理の開始です。
下ごしらえに入ります。
加熱時間の長いものから順番に、そして、ポリ袋へ。
材料を入れたらポリ袋の中の空気を抜くなど、ちょっとしたコツが必要。
袋を結び、準備OKです。
最初に、お米と水を袋に入れて・・・・・・ごはんも炊けます。
ポリ袋が並ぶ調理台、見慣れた調理台とはちょっと様子が違います。
今回、一人前づつの調理としているため、ポリ袋の数が多くなっています。
家庭ではこれほど多くはならないでしょう。
加熱中は次の料理の下ごしらえ、順番に調理を進めていきます。
皆さん、楽しみながらの調理に見えましたが、さて、仕上がりは。
盛り付け方は各テーブルで異なるものの、ほぼ同じ時間に盛り付けが終了。
皆さんそろって「いただきまーす」。・・・さてそのお味は?
今回は、一人前づつの調理、ポリ袋から直接食べる方に話を聴くと
「食器を洗う必要がないから」、確かに。これ、宇宙食につながるかも。
<各テーブルそろって食事中>
ポリ袋を使った調理方法、仕上がりにも皆さん満足した様子。
筆者もポリ袋料理をいただきました。ポリ袋で作った料理とは思えない仕上り、おいしかったです。
会話も弾み、楽しみながらの「ポリ袋クッキング教室」でした。
参加した方からは
・一度経験しておくことで役立てられる。経験しないとわからない。
・一つの調理方法として知っていると、様々な場面で役立つのでは。
・災害時だけではなく、屋外活動での調理に使える。
等々、感想がありました。
参加の皆様ありがとうございました。
この調理方法を何かの機会にぜひ試して頂きたいと思います。
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活動紹介:団塊くるねっと