多摩六都科学館ツアー 報告

                     2016615(水曜日)
  

  私たちが住む街、
  東久留米の自然についてどのくらいの事を知っているでしょうか? 
 「東久留米の自然環境を知ろう」をテーマに、地形の成り立ちやその
  特徴、
そこに生息する植物や昆虫等について、新たな発見を目的に
  今回特別に科学館の協力を
得て本ツアーを実施しました。

                                                                      < 多摩六都科学館00:科学館

スケジュール
1.プラネタリウムの投影 
  星座解説と気象衛星「ひまわり」
2.東久留米の自然環境
①地球の部屋 
  武蔵野台地の成り立ちや地形の特徴
②自然の部屋 
  東久留米の自然環境や雑木林や昆虫等

 

01:DSCN1660エントランスホール
一般の方々、団塊くるねっとのメンバーを含めツアー参加者30名が科学館に集まりました。
団塊くるねっとの石川代表のあいさつで「多摩六都科学館ツアー」がスタート。科学館スタッフの伊藤様(橙色のユニフォームの方)に科学02:多摩六都-1館を案内して頂きました。

プラネタリウムへの入場前
現在の多摩六都科学館のプラネタリウムは二代目で「最も先進的なプラネタリウム」として世界一に認定されているとのことです。
展示されている初代のプラネタリウムの前で、機材について説明する科学館スタッフの伊藤様。
このあと世界一のプラネタリウム投影を見学。

プラネタリウム投影
◇星座の解説
日の入りから始まり今日の星空へ。
都会を離れてみる満天の星、星々の輝きと星の数の多さに迫力さえ感じます。
今日の夜空に明るく輝く、木星、地球との最接近で明るく見えると今年話題になった    火星、土星、そして、さそり座、いて座等々のお話し。
夜空のどこに見えるか詳しく解説して頂きました。
◇気象衛星ひまわり
ひまわりの歴史や現在のひまわり8号の優れた性能を詳しく説明して頂きました。
そして、清瀬市にある気象衛星センターの様子が紹介されました。

解説者の方の話に引き込まれ、あっという間の45分間でした。

◇プラネタリウム投影終了後、プラネタリウムドームにて参加者の皆様。プラネタリウム

 

 

地球の部屋06:多摩六都-2
武蔵野台地の形成の歴史や東久留米の地理的環境や地形の特徴等、大きな地形模型を前に科学館スタッフの方に説明して頂きました。
多摩川の流れの歴史や玉川上水の地形を巧みに利用した計画、また、東久留米の湧水について、関東ローム層等々07:DSCN1674、興味ある話を多く聞くことが出来ました。
やっぱり心配です。立川断層に大いに興味を持たれた方々、スタッフの方へ質問を重ねていました。

 

 

 

 

自然の部屋08:DSCN1675
武蔵野に残る雑木林は開拓の時代、計画的に人が作り管理されて来た林であること、雑木林の歴史や、そこに生息する昆虫などの話を聞きました。
雑木林や水辺に生息する昆虫の種類の多さに驚きましたが、現実は環境の変化でその種類が減少、一方、本来この地域にいるはずのない生物が生息する等の変化があるとのこと。
環境問題は東久留米にも。
保存の大切さ、難しさを知りました。

09:多摩六都-4-210:DSCN1679東久留米に在住の櫻井様が集めてこられたチョウの標本、4000点が科学館に寄贈され展示されています。その素晴らしい標本を見ることが出来ました。

 最後に
身近な自然なのに知らない、気付かない事が意外に多い事に気付かされた科学館
ツアーでした。自然環境を知ることの大切さ、同時に、守ることの大切さを学ぶ
ことが出来たと思います。
科学館スタッフの方々、ありがとう11:多摩六都-8
ございました。
丁寧な説明に、「今までにない経験をした、良かった、勉強になった。」との声が多く上がっていました。

参加の皆様には、最後にアンケートに
ご協力を頂き、今日の科学館ツアーは
終了。           
      皆さんお疲れ様でした。

 

主催  団塊くるねっと
共催  東久留米市生活文化課
共催  たま団塊交流会(東村山市、清瀬市、西東京市、小平市、東久留米市)