歩行コース
まろにえホール ⇒ 米津寺 ⇒ 旧延命寺跡、前沢御殿跡 ⇒ 八幡神社 ⇒ 成蹊学校跡 ⇒ 落合川上流端 ⇒ 落合川 ⇒ まろにえホール
歩行距離 約4キロ
天高く雲一つない秋の空・・・
太陽の光を燦々とあびながら40名が文化の香りを満喫しました。
米津寺は徳川家の三河以来の御家人で、多摩地区で唯一の大名墓所がある寺である。墓地の奥に筆子塚がある。寺小屋の亡くなった師匠を偲んで建立した墓碑で、なんと51名もの弟子が立てたと刻まれている。
旧延命寺跡には3体の地蔵菩薩、一体の庚申塔と僧侶の肖像と思われる募塔がある。
この地は尾張藩の鷹狩りの時の宿所「前沢御殿」の跡地でもある。徳川の幕藩体制になり、太平の世の中になった17Cの初め、武士の演習を兼ねた鷹狩りで、数百人の武士たちが数十日滞在したと云われている。 地元の住民にとっては、武士の衣裳や武具等を身近に見て、さぞかしカルチャアショックをうけたであろうと思われる。
八幡神社は元前沢村の鎮守で、境内の灯篭は1655年、社殿は1710年、鳥居は1818年、水盤は1807年に造立されている。
最後の史跡は成蹊学校跡である。明治 10年に公立小学校として設立され、17年に新築開校した市立第一小学校の前身である。後に共立学校を東分教場、成蹊学校を西文教場と改称して久留米村立尋常高等小学校となる。
【教育大国・日本】の始まりである。
落合川を下りながら、アオサギ、カワセミに出会い実りのある秋の一日でした。40名の中に4名の初めての参加者もあり「元気」を貰いました。
なお、資料はすべて市教育委員会関連の文献を参考にしました。
詳細はこちらをご覧ください ⇒ 26.10.18元気で歩こう会(両面)